Splinterlandsがガバナンストークン発行を発表してから、とてもワクワクしています。これまで色々なブロックチェーンゲーム・仮想通貨を触ってきましたが、こんな感情になるのは久しぶりです。
この感情を誰かに共有したい…ということで記事にしてみました。
Splinterlandsが発行するSplintershards ($SPS)の…
- 発行枚数・配布配分などの基本的なこと
- 入手方法
- 今後の計画
正確で詳しい情報を得たい方は、原文を読んでください。
参考 The Splintershards (SPS) TokenSplinterlands目次
Splintershards ($SPS)の発行枚数・配布配分
30億枚発行されるトークンであり、65ヶ月間(5年5ヶ月)かけて発行されます。
気になる$SPSの配布先は…
私達ゲーマーに関係が深いのは…
- Airdrop(エアドロップ):13.3%
- Play to Earn(プレイ報酬):30.0%
- Staking / LP / Oracle Rewards(ステーキング/流動性提供/オラクル報酬):30.0%
あたりでしょうか。
TeamやPartnerに対してはロックされるので、$SPSが高値更新したところで運営が逃げるようなことは無いでしょう。
Splintershards ($SPS)のエアドロップ
4億枚(全体の13.3%)のトークンが、私達プレイヤーに1年かけて毎日エアドロップされます。1日110万枚!
アセットを長期保有して、長期プレイして欲しいという気持ちが伝わってきました。
以下のようなエアドロップにならなくて良かったです。
- 過去日付でのアセットホルダー向けエアドロップ
- 古参プレイヤーが喜ぶだけ。新規は増えない
- 未来日付でのアセットホルダー向けエアドロップ
- アセット価格が一時的に高騰してしまう
- 投機的なプレイヤーばかりが増えて、ゲームが賑わうわけではない
エアドロップ配布量の計算
アセットごとに”エアドロップポイント”レートが決まっていて、以下のように計算されるみたいです。
- プレイヤーが3人いたとして、それぞれのエアドロップポイントは以下の通り算出できる
※エアドロップポイントのレートについては後述。- Aさん=1,000ポイント
- Bさん=2,000ポイント
- Cさん=3,000ポイント
- ゲーム全体で6,000ポイントになる(1,000+2,000+3,000)
- 1エアドロップポイントあたり183枚配布される(110万÷6,000ポイント)
- エアドロップポイント量に応じてトークンが配布される
- Aさん:1,000ポイント×183枚=183,000枚
- Bさん:2,000ポイント×183枚=366,000枚
- Cさん:3,000ポイント×183枚=549,000枚
- Delegate(委任)したカードは、委任相手ではなく、カード所有者にカウントされる。
- マーケットに出品しているカードは、売却されるまではプレイヤーの所有物としてカウントされる。
エアドロップポイント
Collection Power (自分のカード)だけでなく、$DEC(ゲーム内通貨)や未開封カードパック、Land、Skinも含まれます。
ゲームの付加的な要素であるChampion PointsやTitlesもエアドロップポイントに反映されるのは素敵ですね。
プレイしてSplintershards ($SPS)を稼ぐ
Splinterlandsをプレイして$SPSを稼ぐ方法は3つあるみたいです。
- ランクバトル
- トーナメント
- ギルドバトル
ランクバトル
自分が保有する$SPSを有望プレイヤーに賭け、賭けられたプレイヤーのパフォーマンスに応じて$SPSが分配される模様。
詳しいことは分かりませんが、高レート帯の方が高報酬で、自分に賭けられたSPSが多ければ多いほど高報酬を得られるようです。
トーナメント
現在Splinterlands運営が主催している大会報酬になるみたいです。$DECと$SPSがどのように共存していくか気になりますね。
ギルドバトル
ギルド自体の戦績によって$SPSを獲得し、ギルド内プレイヤーの戦績に応じて$SPSが分配されるとのこと。
また各ギルドが獲得するSPSの量は、ギルドがギルドショップで購入する様々なアイテムによっても影響を受けるとのこと。
「ギルドショップ」というのは現時点で不明。
ギルドバトルに出ると報酬が貰えるため、ギルドバトルに参加したい人が多くなるはず。アリーナのレベルアップも計画的に行なっていきたいですね。
ゲームを下支えしてSplintershards ($SPS)を稼ぐ
Splinterlandsを下支えすることで$SPSを稼ぐ方法は4つありそうです。
- ランド拡張
- ステーキング
- 流動性提供
- オラクル
Splintershards ($SPS)の価値とは?
たくさんのトークンをもらったとしても、トークン自体に使い道がなければ単なる電子ゴミ。というわけで$SPSの用途について調べてみました。
ガバナンスへの参加が主目的
1$SPS=1票で投票してゲームの意思決定をしたり、手数料を支払うことでガバナンス提案できるようになります。
しかしガバナンス提案しても運営が介入しては負荷が高まります。
なのでSplinterlandsは以下のようなことであれば、運営が介入することなく、自動で変更されるように実装していくとのこと。
- Splinterlands主催トーナメントのスケジュール・設定・賞品
- カード残数の更新
- クエスト、シーズン、リーダーボード報酬
- バトル設定(制限時間、マナキャップ、ルールセット、非アクティブなスプリンターなど)
- DECインフレーションプール
$SPS保有したくなる仕組みづくり
$SPS保有者だけがプロモーションイベントに参加できたり、大きなボーナスを得られたりするとのこと。
例えばカードのエアドロップでは、$SPS保有量が多いほどカードの当選確率が上がったり、Gold foilが当たりやすくなったり。
これまでの運営を見るに、$SPSを長期保有させるインセンティブ設計は上手なんだろうなと妄想しています。
Splintershards ($SPS)のスケジュール
2021年7月から、アセット保有量に応じたエアドロップが開始されます。
2021年4Qからガバナンス提案の開始、ランド実装あたりでゲームが一気に成熟していくでしょう。