2021年10月23日のスプラン日本大会にてROUND1〜6を突破し、残り2戦となりました。
どのメンバーも強者揃いでしたが、アセットパワーと経験を武器に、優勝を勝ち取ることができました。
- 私と大会で対戦した方のデッキ等について生々しいコメントしています。
- デッキ画像は2021年10月30日時点のものであり、大会中と乖離があるはずです(レンタルなど)。
ROUND7(準決勝戦):2戦2勝
対戦前に相手を分析
一通りサモナーを揃えていてレベルも高かったため、どんなルールが来ても厳しい戦いになるな…と感じました。
大会中のバトルログを見ていましたが、何かをメタるより、ルールに従った順当なサモナー・ユニットを選定していた感じでした。
なので「私だったら、こうするだろう」という理想的な編成を、ちょっとだけメタるような編成を心がけるようにしました。
バトル1回目
38コスト・Heavy Hitters・Stampedeルール。緑・ドラゴンを選択可。【バトルを見る】
サモナー選択
StunやTrampleアビリティがないと輝かないバトルルール。ブロンズリーグで、これらのアビリティを使えたユニットが少ない。つまり実質、無意味なルール。
選択肢としては…近接攻撃を睨んだMYLOR CROWLINGか、MYLORを嫌った編成。
相手は順当にMYLORを選択し、近接攻撃か遠距離攻撃が多くなる読み。近接攻撃ユニットは避けてくると考え、MYLORを使うのは辞めておこう。
今回は魔法攻撃中心で編成して、MYLORの強さを無視したい。
デッキを見ていると魔法攻撃ユニットはレアが多かった。つまりEpicサモナーを使えばレベル3レアユニットを使えるので、DARIAを選択して優位に。
編成
DARIAを選択するなら最前列は、DJINN CHWALAが鉄板。強すぎる。
2列目は遠距離攻撃カウンターを狙ってCENTAURI MAGE。あとは遠距離・魔法攻撃で強いユニットを選択。
バトル後感想
相手はSneakを使える編成になりにくいけどSneakケアしている。2,3列目が攻撃できなくて置物になっている編成を見て、勝ちを確信。
最後までバトルを見ずに次バトルに向けて、呼吸を整えることに。
バトル2回目
28コスト・Silenced Summonersルール。赤・緑・黒・ドラゴンを選択可。【バトルを見る】
サモナー選択
バトルルール的にEpicサモナーを選択し、レベル3のレアユニットを採用してくるだろうなと感じた。自分ならそうする。
緑は「MYLORありき」なところがあるので、採用してこないはず。採用するなら、DARIA DRAGONSCALEで赤か黒どちらかを選択、JARLAX THE UNDEADを選びそう。
というわけで赤・黒と戦うつもりで、サモナーを考えることに。
前衛をLAVAで固めて、Blast攻めするのが思い浮かんだ。アーマーバフしてくる相手でもないから、一気に攻め込めそう。
編成
LIVING LAVAが前衛の鉄板。Epicサモナーを使ったのでレベル3で使える。あとは後列にBlast要員。
Sneakケアして最後列に体力が高いユニットを配置。SnipeケアしてBlast要員を守る配置に。
バトル後感想
赤を使うのは勇気がいる。相手が3列目から遠距離攻撃ばかり配置してくれたので、前衛に引きずり込めば勝ちやすい編成だったから、ありがたい。運が良かった。
ROUND8(決勝戦):4戦3勝
対戦前に相手を分析
大会当時はもっとサモナーが多かったです。MYLOR CROWLING・OWSTER ROTWELLを用意していて、厄介な編成が可能だった。
大会中のバトルログを見て、ざっくりと編成方法・癖を頭に入れておいた。MYLOR CROWLINGとDARIA DRAGONSCALEの利用が多く、次点でJARLAX THE UNDEADやOWSTER ROTWELLあたり。
最前列ユニットの選び方の癖もチェック済!
バトル1回目
30コスト・Heavy Hittersルール。青・青・緑・白・黒・ドラゴンを選択可。【バトルを見る】
サモナー選択
多くのサモナーを選択できる場合、相手はDARIA DRAGONSCALEをサモナーにし、DJINN CHWALAを最前列にしていた。
つまり魔法攻撃で攻めるのが良いと思い、ALRIC STORMBRINGERを選択。
編成
青にとって最高の壁であるLOBSTRADAMUSを最前列へ。2列目はSnipeケアのために体力が高いユニットを。
VENARI WAVESMITHでアーマー強化するのも必須と判断。あとはTank Healで持久戦でも耐えられるように配置。
バトル後感想
読み通りの編成だったため、勝ちを確信。バトルはスキップしてトイレ休憩へ。
バトル2回目
12コスト・Lost Legendariesルール。赤・青・白を選択可。【バトルを見る】
サモナー選択
差が付きにくい低コスト試合。経験不足で自信なし。練習試合で似たような編成があって赤を選択。
自信がないからEpicサモナーでレアユニットレベルを底上げ。
編成
赤といえばLIVING LAVA。この時点で9コストを使っているので、残り3コスト。
背後は本当にどうしようか迷ったが、数をおいた方が良いと考えた。
バトル後感想
魔法攻撃Snipeで見事に後列を削られた。LAVAだけの攻撃力では相手の壁を崩せない。見事にやられた。
バトル3回目
34コスト・Silenced Summoners・Lost Magicルール。青・緑・白・黒・ドラゴンを選択可。【バトルを見る】
サモナー選択
初戦と同じようなバトルルール。今回は魔法攻撃を使えないため、なおさらDARIAとDJINN CHWALAを使ってくる読み。
本来なら3コストのドラゴンEpicサモナーKRETCH TALLEVORを使いたいはずだけど、所有していないことを確認。
編成
前列は崩しにくいと思ったので、Sneakで攻める方針へ。後列を崩していくために時間稼ぎしたかったので、挑発で攻撃を集め、Tank Healで回復させたい。
バトル後感想
またまた読み通りの編成であり、勝利を確信。残り1勝で優勝!
バトル4回目
44コスト・Back to Basicsルール。青・黒・ドラゴンを選択可。【バトルを見る】
サモナー選択
Back to Basicsルールは、近接か無攻撃→魔法攻撃→遠距離攻撃という順で配置するのが王道。つまり魔法攻撃ユニットが編成されるはずなので、魔法攻撃カウンターできると有利。
OWSTER ROTWELLを選択したい。相手も同じ考えになるはず。
編成
相手も魔法攻撃カウンターしてきそうだから、魔法攻撃ユニットを入れるか迷う。その代替は遠距離攻撃ユニットのみ。近接攻撃ユニットを2列目以降に配置しても、単なる置物だし。
遠距離攻撃ユニットは反撃されない代わりに、最前列だと攻撃できない。それがネック。
ROUND4で似たようなバトルを経験していたため、魔法攻撃で攻めた方が強いと確信。
バトル後感想
Back to Basicsは僅差で勝敗が決まることが多いため、ハラハラのバトルだった。
もし相手のユニットレベルが高かったり、2列目にTHE GORLODONを配置していなかったら、負けていたかもしれない。
さいごに:スプラン日本大会で得た教訓
スプラン日本大会はかなりの緊張感がある中で、色々なことを学ぶことができました。本大会で得た教訓をまとめておきます。
- サモナー複数所有の重要性
- よく使う色を悟られやすいと、デッキ編成を読まれやすい。
- 反撃サモナーを所有しているだけで、相手のデッキ構築幅を狭められる。
- カードのレベル差が大きいと、どんなにプレイングスキルが高くても勝率は下がる。
- 事前準備が大切
- 相手の所有カードを見れば、デッキを読みやすい。
- 相手のバトルログを見れば、傾向を掴むことができる。
- 日々、鍛錬を
- 最適解と思える編成を見つけるには、日々バトルしていないと分からない。
以上、スプラン日本大会の振り返りを終わりにします。