スプラン日本大会優勝!各バトルにおける思考回路・攻略【前編】

スプラン日本大会の振り返り前編

2021年10月23日のスプラン日本大会にて優勝しました!

レジェンドカード禁止のブロンズリーグという普段プレイしていない環境で好成績を残せたのは素直に嬉しいです。

ただ喜んでいるだけでなく大会参加中の思考回路を振り返ることで、スキルアップに繋げていきたいと思い記事にしました。かなりボリュームが多いので、前編・中編・後編に分けて公開します。

注意
  • 私と大会で対戦した方のデッキ等について生々しいコメントしています。
  • デッキ画像は2021年10月30日時点のものであり、大会中と乖離があるはずです(レンタルなど)。

ROUND1(QUALIFIER STAGE):1戦1勝

対戦前に相手を分析

ROUND1 相手のデッキを見る

相手は多くのサモナーを持っており、最初から厳しい。ただし相手のサモナーはレベル1なので、ユニットもレベル1しか出せない。レベルの差でほぼ勝てるとは思っていましたが、低コストのバトルだと危ないかもしれない。

バトル1回目

19コスト・Fog of WarOdd Ones Outルール。赤・青・黒を選択可。バトルを見る

ROUND1のバトル1回戦

サモナー選択

赤は青に負けるだろうし、黒とは良い勝負できるかもしれない。赤は旨味が少ない。そうなると黒か青。

青が強そうだが、黒のOWSTER ROTWELLで魔法攻撃カウンターされたら怖い。しかし今回は奇数コストしか出せず、Snipeが無効になるため、黒はデッキを組みにくいと判断。そして魔法攻撃のカウンター戦略は外したら痛い。

この試合は青か黒の読み合いジャンケンになる。しかし仮に読みが外れてもレベル差で勝てる気がするから強気モード。

よって青のALRIC STORMBRINGERを採用し、魔法攻撃バフで一掃することを決意。

編成

Fog of WarによってSneakSnipeアビリティを失うので、基本的に最前列ユニットにしか攻撃してこない。

しかし壁として適任な高体力ユニットがいなかったので、雑魚ユニットを並べていく方針。ただしOpportunityケアのため、体力が低い順に並べることで実質Opportunityを無効化しする。

強そうな魔法攻撃ユニットを選択。VENARI WAVESMITHはアーマーバフでき、ブロンズリーグにおいては優秀すぎる。MAGI SPHINXもステータスが高くて強いといった感じに、最も強くできそう組み合わせを探した。

バトル後感想

赤サモナーが出てきた時に勝ちを確信。OWSTER ROTWELL以外は怖くない。

ROUND2:2戦2勝

対戦前に相手を分析

ROUND2 相手のデッキを見る

相手は初期サモナーレベル1を使用せざるを得ない。そして圧倒的にパワー差があるので、勝ちやすいと判断。一応ユニットカードも見たが、使われるとしたら青と想像。

バトル1回目

36コスト・Holy ProtectionUp Close and Personalルール。青・緑・黒・ドラゴンを選択可。バトルを見る

ROUND1のバトル1回戦

サモナー選択

近接攻撃ユニットのみ使用できるルールなので、MYLOR CROWLINGが最適解。

編成

1列目は壁、2列目はReach、3列目以降はSneakOpportunity持ちを選びたい。最後列はSneakケアのため、Retaliateで反撃できるようにSTONESPLITTER ORCを配置。

バトル後感想

バトルルールを見た時から勝利を確信していた。相手はMYLORを保有していなかったから。

バトル2回目

22コスト・Unprotected・Taking Sidesルール。赤・青・黒を選択可。バトルを見る

ROUND1のバトル2回戦

サモナー選択

ROUND1に似たルール。赤は青に弱いため不採用。黒はOWSTER ROTWELL(魔法攻撃カウンター)がいないから、好きに青を使える。

VENARI WAVESMITHがいたので、おそらく青が来るだろう。サモナーはALRIC STORMBRINGER(魔法攻撃バフ)かBORTUS(魔法攻撃デバフ)が来ても、レベル差でカバーできそう。

編成

赤・青・黒どれで来ようが、最前列は高体力ユニットになると思った。だからSneakで後列から崩していきたい。

VENARI WAVESMITHは入れ得なので、とりあえず入れておいた。

バトル後感想

相手は1コスト余らせている様子。1コストのユニットを最後列に入れていれば、苦戦した可能性がある。

ROUND3:2戦2勝

対戦前に相手を分析

ROUND3 相手のデッキを見る

MYLOR CROWLINGがいて、他は初期サモナーを選択してくるだろう。緑を使えるルールなら、間違いなくMYLORを使ってきそう。とはいえレベル1なので、手固く攻めれば勝てるはず。

バトル1回目

19コスト・Silenced Summoners・Taking Sidesルール。赤・緑を選択可。バトルを見る

ROUND3のバトル2回戦

サモナー選択

ブロンズリーグでZAKUを使えない赤は弱いと思っていたため、緑を選択。そしてサモナーが無力化するルールなので、2コストのXANDER FOXWOODを採用。

ブロンズリーグのEpicサモナーは強い。Rareサモナーと違って、Rareユニットをレベル3まで扱える。そして1コスト多く使えるため、相手より圧倒的に有利な試合。

編成

FLESH GOLEMのHeal、背後からのTank Healで強固な壁を作る。

あとはスピードバフしつつ、SnipeOpportunityで後列から攻め落としたい。最前列は壁が来るだろうし、崩すのに時間がかかるから。

バトル後感想

この編成に勝てるレベル1構成は無い気がする。想定通り、パワーでゴリ押した。

バトル2回目

29コスト・Fog of WarReverse Speedルール。緑・ドラゴンを選択可。バトルを見る

ROUND3のバトル2回戦

サモナー選択

相手は絶対にMYLOR CROWLINGで来ると思ったので、魔法攻撃を使える編成にしたい。緑のキノコたちを採用したい。

こちらもMYLORで良かったが、どうせならパワーでねじ伏せた方が勝ちやすそうだから、Epicサモナーを採用。キノコたちはRareだからレベル3まで使える。

編成

MYLORを使わなくても、Thornsで反撃できるDJINN CHWALAは優秀。背後は魔法攻撃ユニットを編成しておけば負けないと。

バトル後感想

最前列と2列目にMagic Reflect持ちユニットを並べられるとは思っていなかったが、ブロンズリーグでは魔法攻撃カウンターがそこまで脅威ではない。

なぜなら自分自身の攻撃力が低い(1か2)ため、1ダメージしか受けない。高体力ユニットを選んでおけば、けっこう耐久してくれる。

スプラン日本大会ROUND1〜3(前編)振り返り

教訓をまとめておきます。

教訓
  • サモナー所有数とカードレベルは大事!カードのレベル差が大きいと、どんなにプレイングスキルが高くても勝率は下がる。
  • 反撃サモナーを所有しているだけで、相手のデッキ構築幅を狭められる。
  • 「よく使う色」を悟られやすいと、デッキ編成を読まれやすい。

以上、振り返り(前編)を終わりにします。

ROUND4〜6の様子を見る→