2021年10月23日のスプラン日本大会にてROUND1〜3を突破し、ベスト32入りが決定!
勝ち残っているメンバを見ると、強者ばかり。誰が優勝するか分からなかったです。そんな緊張感の中でベスト4まで勝ち残ったのは、日々の鍛錬はもちろんですが、運が味方してくれたと感じています。
前編と同様に、大会の時の思考回路を書いていきます。
- 私と大会で対戦した方のデッキ等について生々しいコメントしています。
- デッキ画像は2021年10月30日時点のものであり、大会中と乖離があるはずです(レンタルなど)。
ROUND4:3戦2勝
対戦前に相手を分析
あらゆるパターンに対応できるサモナーを所有しており、ブロンズリーグで戦えるレベル。
ユニットカードに関しても、私の方がレベルが高かったり保有種類も多いが、主軸になりやすいカードはレベルが上がっているのを確認。負けるかもしれない。
バトル1回目
32コスト・Back to Basicsルール。全色を選択可。【バトルを見る】
サモナー選択
ユニットがアビリティ効果を喪失するため、最前列は体力が高いユニットを置き、後列は魔法攻撃→遠距離攻撃と配置するのが定石となっている。
なので魔法攻撃中心で攻めてくると予想し、OWSTER ROTWELLを選択。
編成
相手もOWSTER ROTWELLを使うと読み、魔法攻撃中心に編成するとカウンターを喰らって負けるのを危惧。
なので遠距離攻撃を使いたかったが、高スピード・高体力の遠距離攻撃ユニットが少ないことが分かった。だからカウンターされても何度か耐久できる高体力の魔法攻撃ユニットを多めに編成。
もちろん遠距離攻撃ユニットは採用し、後ろ側に配置する。
最前列は高体力の近接攻撃ユニットにしようか迷ったが、攻撃しないまま倒される気がしたので不採用。Back to Basicsルールで必須級のPEACEFUL GIANTを選択した。
バトル後感想
高スピードで早めに倒していき、相手から攻撃を受ける回数を減らす戦略が功を奏した。Back to Basicsルールはギリギリな戦いになりやすいから嫌い。負けても仕方がない。
バトル2回目
36コスト・Explosive Weaponry・Healed Outルール。赤・青・ドラゴンを選択可。【バトルを見る】
サモナー選択
全員にBlast付与されるためスピード優先で倒そうと思ったので、サモナーでスピードバフした。相手の編成を特に考えなかった。
編成
前列に壁を置き、後列はSnipeで攻め、Blastにより前後まで倒していく豪快な編成。スピード勝負で倒し切ろう。
バトル後感想
相手はSnipe対策に最前列・2列目・3列目と高体力ユニットを配置しており、ブロンズリーグでチート級のVENARI WAVESMITHを見て、すぐに負けを確信。
高コストバトルでスピード殲滅に頼った私が悪い。バトルを最後まで見ず、最終戦へ挑むことに。
バトル3回目
36コスト・Healed Out・Reverse Speedルール。青・緑・黒を選択可。【バトルを見る】
サモナー選択
使えるサモナーは、青のALRIC STORMBRINGERとBORTUS、緑のMYLOR CROWLING、黒のOWSTER ROTWELL。
黒と緑のカウンター戦略は読みが外れた時に不利だから、無難に青を選択。
しかし魔法攻撃バフするか、魔法攻撃デバフするか迷った。魔法攻撃バフすると、OWSTERによる魔法攻撃カウンターが痛い。
対青・黒を見越して、魔法攻撃少なめの編成にしていきたい。
編成
魔法攻撃カウンターや魔法攻撃デバフのどちらかになると考え、Sneakで攻めていくことにした。MYLORが来たら負けるかもしれないが、この場でMYLORを出しづらいと想定。
最前列は高体力でスピードが遅いユニットを多めに配置。もちろんチート級のVENARI WAVESMITHを入れておく。
バトル後感想
対戦相手はMYLOR・遠距離攻撃編成が来ると読み、遠距離攻撃デバフしたのだろう。私は魔法攻撃デバフ。お互いにカスってる。
お互いに読みを外した時でも、魔法攻撃が強くてVENARI WAVESMITHを使える青を選択した時点でアドバンテージがあった。
ROUND5:2戦2勝
対戦前に相手を分析
嫌らしい反撃カードを持っていたため、かなり戦いにくい。幸いレベルが1であるため、パワー差でどうにかなるため、手堅く勝ちたい。
バトル1回目
38コスト・Healed Out・Rise of the commonsルール。緑・白を選択可。【バトルを見る】
サモナー選択
相手は初期カードより保有カードを使ってくるだろう。使い慣れているだろうから。つまりMYLOR CROWLINGしか出してこないと読み。
そして相手がMYLOR CROWLING以外を出してきたら、パワー差で勝てると考える。
相手もMYLORをケアした編成にするだろうから、LORNA SHINEにして耐久したい。
編成
MYLORケアのため近接攻撃を極力使わない方針。なので遠距離攻撃・魔法攻撃ユニットを優先したい。
しかし魔法攻撃半減するUNICORN MUSTANGを最前列に配置されると思ったので、魔法攻撃するのは控えた。ブロンズリーグにおいては魔法攻撃力が1,2のユニットばかりで、バフしないとダメージが通らないことが多い。
さらに最前列を攻撃し続けるのはキツくなるため、Snipe中心で攻めていく方針にした。MYLORが来ないことが分かっていれば、Sneak近接攻撃できるのに。
挑発で相手の攻撃を集め、背後から回復させる白特有の戦いを展開したかった。しかし今回は回復禁止ルールなので、ARMORSMITHでアーマー回復することで代用。
バトル後感想
想定通りの編成であり、勝てることを確信した。バトルは見ず相手のデッキを調査するために、時間を費やした。
バトル2回目
32コスト・Close Rangeルール。青・白・黒を選択可。【バトルを見る】
サモナー選択
魔法攻撃できる時点で白の選択肢は除外。青か黒どちらかの選択。また青か黒のジャンケンか。
OWSTER ROTWELLを出されると負ける可能性があるが、先勝しているてレベル差があることから、ストレートに魔法攻撃バフして挑むことに。下手に読みを外したくなかった。
編成
相手が魔法攻撃デバフしてくるのを嫌って、極力、魔法攻撃力が高いユニットを中心に編成したい。
黒で遠距離が来ることも考え、VENARI WAVESMITHを添えておく。
バトル後感想
レベル差がなければ、ここまで強気な編成で勝てなかっただろう。相手が出せるカードレベルを見ておくのは大事。
ROUND6:2戦2勝
対戦前に相手を分析
※大会当時は一通り揃えていたはず。
何がきてもオカシくないし、カード種類・レベルを見ても互角だった。あとはバトルルール次第。
バトル1回目
38コスト・Fog of War・Lost Legendariesルール。赤・白を選択可。【バトルを見る】
サモナー選択
赤は白に耐久されたら勝てないだろうから、白を選ぶべき。
相手も白を選び、アーマーを嫌って魔法攻撃してくるはず。アーマーを+1するTYRUS PALADIUMではなく、Divine Shieldを付与できるLORNA SHINEを選択。
編成
最前列に挑発持ちユニットを配置し、後列はTank Healできるユニットを配置する鉄板構成。今回は持久戦になると思ったためダブル回復!
あとは魔法攻撃が強いユニットを並べたが、最後1枚何を入れるか迷った。
良い感じのユニットがいなかったので、HERO OF BEYONDを2列目に入れておいた。壁にもなるし、攻撃もできる。
バトル後感想
挑発持ちが最後列にいた瞬間、ほぼ勝ちだと思った。
挑発持ちを最後列に配置するメリットは、最前列と最後列に攻撃を分散させられること。しかし回復しない限り簡単に倒されてしまうから、私は滅多に使わない配置。
バトル2回目
23コスト・Noxious Fumes・Melee Mayhemルール。赤・緑・黒・ドラゴンを選択可。【バトルを見る】
サモナー選択
低体力なユニットが多い赤は論外。青を使えないルールであるため、黒も選択肢から除外。そうすると緑かドラゴン。
自己回復できるFLESH GOLEMを後列に配置し、最後まで残る戦略をとりたい。最後はFLESH GOLEM同士の戦いになりそうだから、Thornsで少しでもダメージを与えたい。だからMYLOR。
なおEpicサモナーにしてレアユニットをレベル3で使おうか迷ったが、レアユニットを余り入れないと思ったから辞めた。
編成
自分で緑デッキを組んでいて魔法攻撃を出しずらいと感じたので、STONE GOLEMを最前列へ。近接攻撃の耐久力はピカイチ。
毒を耐久するためには、自己回復できるFLESH GOLEMを最後列に配置したい。Sneakで倒されるのを警戒したが、Thornsを警戒してSneakしてこないと思い、FLESH GOLEMの後列に壁を置かなかった。
VENARI SEEDSMITHは、Scavengerによって体力を高める耐久要員。FLESH GOLEMの前に置いたのは、最後まで壁になってFLESH GOLEMを守ってくれると感じたから。
それ以外は穴埋め要員。
バトル後感想
毒ルールはどうなるか分からない。編成を見ても勝てるか分からなかった。勝てたからラッキー。VENARI SEEDSMITHがうまく機能した。
正直なところ、最適解が分からず、手探り状態でデッキ編成した。
スプラン日本大会ROUND4〜6(中編)振り返り
トーナメントが進むにつれてサモナー所有数とカードレベルでゴリ押しできなくなってきましたが、何とか勝利できました。
今回も教訓をまとめておきます。
- いつもと同じように最適解と思える編成を心がける。そのためには「鍛錬」が必要。
- あらゆるシーンで感覚を頼りにデッキ編成してきたが、その感覚も「鍛錬」でしか養われない。
以上、振り返り(中編)を終わりにします。